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前田 幸基
no journal, ,
高速実験炉「常陽」は日本で最初のナトリウム冷却型高速炉である。「常陽」の30年にわたる運転と関連する照射後試験施設は、燃料・材料の貴重な照射試験データの取得に貢献してきた。2003年に「常陽」をFBR開発のみならず他分野へも利用できるよう、より高性能なMK-III炉心への改造が行われた。このMK-III炉心の高中性子束を多目的な利用に活用するため、「常陽」の照射機能の拡大と向上策が検討されている。2011年3月11日に発生した東日本大震災により、「常陽」は大きな被害は受けなかったが、2007年に発生したMARICO-2のトラブルにより原子炉は停止中である。「常陽」が高速中性子照射施設として重要な役割を果たしていくため、MARICO-2のトラブルの復旧作業が本格的に開始されたところである。
村山 洋二; 新居 昌至; 丸尾 毅
no journal, ,
東北地方太平洋沖地震の発生時、JRR-3は定期検査期間中であった。点検の結果、原子炉建家や安全運転に必要な設備に大きな被害はなく、放射性物質の放出もないことが確認された。復旧作業は平成24年3月までに終了する予定である。また、全設備の健全性点検や当地震に耐えることを示すための耐震解析が行われている。JRR-3はこれらの手続きを済ませた後で運転を再開する予定である。